【フィンランド】半日あれば徒歩で周れる！ヘルシンキの厳選散策コース【1日目】

こんにちは。Okappachiです♫

街より自然派の私たち。
当初の予定では街中散策は程々にして、映画『かもめ食堂』のロケ地としても有名なヌークシオ国立公園（Nuuksio National Park)まで足を伸ばし、森林浴をするつもりでした。

しかしいざ散策をはじめてみると、あまりにも魅力がありすぎて離れるのが惜しくなってしまい、結局一日中ヘルシンキを満喫してしまいました！

この記事では、＜自然派の私たちも夢中になった！ヘルシンキの魅力たっぷりの散策コース＞をご紹介します。

全て徒歩圏内にありますので、限られた時間でヘルシンキの見どころをいいとこ取りしたい方にオススメです。

ヘルシンキ中央駅

ヴァンター空港（Vantaa Airport）から電車で約30分、ヘルシンキ中央駅（Helsinki Central Railway Station）から散策を開始します。

ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキ中央駅から約10分ほど歩くと、街のシンボルであるヘルシンキ大聖堂（Helsinki Cathedral)に到着します。

雲一つない青空に真っ白な建物が映えて、思わず見惚れてしまう美しさを放っていました。

実は私たちは、ヘルシンキ観光に関する前情報を一切持たずに来ており、元々この場所に来るつもりはなく適当に道を選んで歩いていたのですが、なんらかの引力が働いていたのか吸い寄せられるようにこの建物に辿り着きました。

大聖堂前の元老院広場（Sonate Square）ではくつろぐ人々の姿が見られ、市民や観光客の憩いの場となっていました。

大聖堂の中は自由に見学することができます。聖堂に入ると、周囲の騒音がピタッと止み、一瞬にして静けさに包まれる感覚がありますよね。

この時はヴァイオリン演奏が鳴り響いておりましたが、一歩入るだけで別世界に足を踏み入れたかのような空気感を味わうことができました。

大聖堂から見て、元老院広場を挟んで向かい側の通り沿いには「Café Engel」というカフェがあり、そこで軽めの朝食をいただきました。

トリコルッテリ

ヘルシンキ大聖堂目の前は、トリコルッテリ（Torikorttelit）というお洒落なデザインショップなどが連なるエリアになっています。

彩り豊かな街並みと、地元アーティストの作品などが購入できる個性豊かなショップでお土産選びも楽しめます。

通り沿いに置かれているベンチでさえ、ただならぬセンスを感じます。今回の旅を通して色とりどりのベンチに遭遇する度、写真撮影のために足を止めることになる私たちでした。

マーケット広場

ヘルシンキ大聖堂から、トリコルッテリを挟んで南へ5分強のエリアは、多くの地元民で賑わうマーケット広場（Market Square)です。

新鮮な野菜やフルーツが山のように積まれ、色とりどりの食材を眺めているだけでも気持ちが高まります。

カフェや屋台スペースもあり、外で食事もとれます。私たちは旅の4日目、再びヘルシンキに戻ってきた時に屋台料理をいただきました。

夫はソーセージのプレート、妻は鮭のプレート。炒めたじゃがいもやにんじん、えんどう豆にタルタルソースが添えてあり、一緒に食べる方式でした。

大雑把な感じでしたが、今回の旅の食事の中で最も美味しい料理でした！

そして、北欧と言えばベリー！ということで、おやつにベリーの詰め合わせも購入。港に座って食べることに。

いちご、ブルーベリー、クランベリー、さくらんぼ。どれも粒が大きくて、とにかく甘い！滞在中毎日食べたくなるくらい美味しい！

すると、ベリーを狙って忍び寄る者が・・・

たくさんのカモメが飛び交う中、一匹だけやたらとこちらに近づいてきて、ベリーの分け前を今か今かと待っている様子。

一粒投げてみると、他のカモメも一斉に飛んでくる中、このカモメは大声で周囲を威嚇し始めました。

こんな風に、威勢だけは良いものの隙を見せてしまうため、結局他のカモメに餌を取られてしまうという愛すべきお馬鹿さんでした♫

●マーケット広場の営業時間：8：00〜17：00

まとめ

短く貴重な北欧の夏、これ以上ないくらいの最高な天気にも恵まれ、気持ち良さそうに歩く人々の表情や色彩溢れる街並み全体から、並々ならぬ活気と溢れんばかりの喜びのようなものを感じることができました。

ヘルシンキには他にも見どころがたくさんありますが、今回ご紹介した3箇所は、ヘルシンキ中央駅から徒歩圏内であることに加え密集しており、最低半日もあれば周ることができます。

ヘルシンキの魅力がギュッと凝縮されたエリアになっていますので、限られた時間しか取れなくてもその雰囲気を存分に楽しむことができます。

ぜひ旅のプラン作りの参考にしてみて下さいね♫