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【アイスランド】超繁忙期に2人分の航空券料金を約13万円分節約した話【旅の裏技】

出典:https://unsplash.com/photos/bXKPQ3FSjGE
絶景大国であるアイスランドを旅してみたい!
でも、遠いし航空券は高いし物価も高い・・・

このような理由で、アイスランド旅行を諦めてはいませんか?

私自身、小学生の頃からアイスランドへの憧れを抱いていましたが、学生時代や社会人になってからも、そのコストの高さからなかなか実現することができずにいました。

30歳になるまでにこの夢を叶えたい・・・

そんなことをぼんやりと考えていました。

そして29歳の時、「今だ!」と思える絶好のチャンスが到来したのです。

2019年のゴールデンウィーク、天皇陛下の生前退位に伴う10連休です!

それに伴い、職場も10連休になることがわかった途端、夫と共にSkyscannerで格安航空券を調べはじめました。

ところが、繁忙期にあたるため、安くても1人あたり約23万円の航空券しか見つかりません・・・。

一瞬ひるみましたが、いろいろと考えた結果、手間と時間はかかるけど、2人で約13万円分節約できる方法を見つけることができました!

この記事では、私たちが実際に利用した2つの裏技を解説していきます。

他の行き先へも応用することができますので、航空券代を少しでも節約したい方のお役に立てれば嬉しいです。

こんな方にオススメ
✔︎学生で時間はとれるが予算は少なめ
✔︎会社勤めで長期休暇が繁忙期と重なる
✔︎とにかく航空券代を少しでも安く抑えたい
✔︎目的地に着くまでの経由地でも楽しみたい
今回のポイント
✔︎出発地を日本以外の国にする
✔︎別切りチケットを利用する

以上のポイントを順番に解説をしていきます!

Contents

出発地を日本以外の国にする

2019年ゴールデンウィークの10連休は、日本特有のものであったと思います。

世界のバケーションシーズンとは時期が異なるため、夫がこんなことを言い出したのです。

日本は繁忙期だけど、他の国は繁忙期ではないのでは?
日本以外の国からアイスランド行きの航空券を調べてみたらどうだろう?


というわけで、日本からアクセスが良い場所で、かつアイスランド行きの航空券が安く手に入る拠点を調べまくったところ、この条件にぴったり当てはまる場所を探し当てることができたのです!


それが、ウラジオストクです。

「日本から最も近いヨーロッパ」とも形容され、成田からはなんと片道約2時間半程度で到着できる、ロシア極東の都市です。

Skyscannerで発着地を「東京→ウラジオストク」「ウラジオストク→レイキャヴィーク」に分けて検索したところ、最低でも1人当たり約23万円だった航空券の料金は、以下のようになりました。

旅程/合計/差額1人当たりの料金2人当たりの料金
成田>>>ウラジオストク¥43,870¥87,740
ウラジオストク>>>レイキャヴィーク¥119,860.5¥239,721
合計¥163,730.5¥327,461
差額△¥66,270¥132,540
いずれも往復料金です。
ウラジオストク・レイキャヴィーク間は乗り換えがあります。

結果として、2人で約13万円の節約となりました!

意事項①
時期によっては日本からアイスランド行きで検索した方が安い、もしくはあまり差がない場合もあります。また、ウラジオストクを拠点にするのが必ずしもベストとは限らないので、ひとつの選択肢として、この考え方をご自身の旅に応用していただければと思います!
注意事項②
今回の旅では「別切りチケット」というものを利用しており、経由地であるロシアに一旦入国するためのVisaが必要でした。次の項目で詳しく解説していきます!

別切りチケットを利用する

別切りチケットとは、以下のような条件で発券されるチケットです。

✔︎乗り継ぎごとにチェックインする
✔︎乗り継ぎごとに預け荷物を受け取る
✔︎国際線の乗り継ぎごとに、入国審査と出国審査をする
✔︎入国にVisaが必要な国を経由する場合は事前にVisaを取得する

ちょっと面倒ですが、手間がかかる分航空券代を安く抑えられるのがメリットです。

Skyscannerで格安航空券の旅程を見てみると、「ご自身でチェックイン」という注意書きが書かれていることがあります。

一般的な航空券であれば、経由地でも次のフライトの搭乗ゲートに直接入ることができますが、別切りチケットの場合そうはいきません。

今回の旅では以下のような旅程となりました。記載はしていませんが、乗り継ぎの度に空港でのチェックインはし直しています。

<往路>
成田>>>日本出国>>>ロシア入国>>>ウラジオストク>>>モスクワ・シェレメーチェヴォ>>>ロシア出国>>>シェンゲン協定圏入国>>>オスロ>>>レイキャヴィーク・ケフラヴィーク
<復路>
レイキャヴィーク・ケフラヴィーク>>>シェンゲン協定圏出国>>>ロシア入国>>>モスクワ・ドモジェドヴォ>>>ノヴォシビルスク>>>ウラジオストク>>>ロシア出国>>>日本入国>>>成田

日本人であればシェンゲン協定圏内はVisa不要ですが、ロシアでは必要です。今回、往路と復路で計2回、入国と出国をする必要があったため、「ダブルビザ」という種類のビザを申請しました。

また、今回利用した航空券は、成田>>>ウラジオストク間は楽天トラベル、ウラジオストク>>>レイキャヴィーク間はKiwiというサイトで予約をしました。

SkyScannerで格安航空券の検索をした時に、最も安い価格帯のチケットの販売サイトの中にKiwiの名前が上がってくることが多いです。

楽天トラベルは安心感がありましたが、Kiwiはなんとなく得体の知れない感じがして、当初は不安がありました。

しかし幸いにも、フライトの遅延やキャンセルなどはなく、全て事が順調に進んだため不便やストレスを感じる場面はありませんでした。

フライトの時間変更が頻繁にありましたが、ショートメールで逐一連絡が来たため特に問題はなく、価格が安いというメリットのみを享受することができました。

しかし、口コミを見ていると、トラブル対応に難ありな印象を受けますので、十分に考慮した上で予約サイトを選択するようにしてくださいね。


他にも、別切りチケットを利用する際のコツを以下にまとめます。

✔︎乗り継ぎ時間が短い場合もあるので、迷わないよう事前に空港内の地図を入手し、チェックインカウンターと出国ゲートの位置を確認しておく
✔︎空港間の移動がないかどうか、ある場合は次の空港までのアクセスを確認しておく(近隣の別の空港まで移動しなければならない場合がある)
✔︎預け荷物を受け取る時間が大きなロスになるので、機内持ち込みサイズの荷物しか持たない

準備をしっかりしておくことで、限られた時間の中でもストレスなく効率良く動くことができますよ◎

まとめ

遠い国でも費用が高いからと諦めず、いろいろな方法を探ってみると思わぬ解決策が見つかるかもしれません。

この旅を通して、航空券代に消えてしまうはずだった13万円以外にも、度胸と旅スキルという思わぬ副産物を得ることができました。

今回の旅程は大変そうにも思えますが、目的地にたどり着くまでの過程も旅の一部として楽しむことができます。

特に、別切りチケットを利用すれば、経由地でも必ず入国することになりますので、乗り継ぎ時間に余裕がある場合、市内観光をしたり、空港内や空港周辺のホテルに宿泊するなど、時間を有効に使うことができます。

もちろん、空港のカフェで様々な国籍の旅人を眺めながら、読書したり、旅ノートやブログを執筆する時間にするのもいいです。

また、普通に旅をしようとしたら絶対に訪れないであろう、ローカルな地域を知るきっかけにもなるかもしれません。(私たちはノヴォシビルスクは知りませんでした。)

航空券代の節約を通して、旅にちょっとしたスリルや冒険要素を加えてみるのもなかなか面白いですよ♫

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Profile
Okappachi

旅をこよなく愛する夫婦です。2人で旅とライフスタイルのブログを運営しています。得意分野は、限られた日数で・個人手配で行く・大自然の絶景を巡る旅。これまでに訪れた場所に関する情報、常識や慣習にとらわれない夫婦のライフスタイルなどについて発信しています。

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