こんにちは!おかっぱちです。
お盆や年末年始などの長期休暇は海外旅行へ行くのが私たちの夫婦の楽しみ。しかし今年はコロナで海外に出られない😱
それでも旅はしたいから、まだ知らぬ日本の魅力を探し求め、近場の長野県でキャンプをすることに。
この選択が大正解で、今回利用した「大滝キャンプ場」があまりにも魅力的だったため、本来1泊のつもりが延泊までしてしまいました。
本当はあまり教えたくないと心の片隅で思いつつも、どうしても話さずにはいられない、リピート必至の大滝キャンプ場の魅力を以下にまとめてみました。
✔︎少人数でこじんまりとキャンプを楽しみたい
✔︎人の少ない場所で静かにキャンプを楽しみたい
✔︎決められた時間に縛られずのんびりと過ごしたい
✔︎キャンプの後は温泉でゆったりと疲れを癒したい
✔︎キャンプだけでなくハイキングや星空観察などの絶景も楽しみたい
✔︎キャンプ場の宿泊費や焚き火用の薪代など必要経費はできるだけ安く抑えたい
・以下は全て2020年8月時点での情報です。
・「大滝キャンプ場」と検索をすると、神奈川県や山梨県などの大滝キャンプ場が出てくると思います。今回ご紹介する大滝キャンプ場は、長野県の蓼科に位置していますので、お間違えのないようにお願いいたします。
Contents
大滝キャンプ場の魅力
秘境感漂う立地
大滝キャンプ場は、ビーナスラインから「鹿山村」方面へと続く細〜い山道を登って行った場所にあります。
キャンプ場に到着するまでの道は、対向車とすれ違えないほど細く緊張感漂いますが、辿り着いたその先は山奥に位置する秘密基地のようで、好きな人にはたまらないロケーションですよ。
予約不要・お盆真っ只中のハイシーズンでも空きスペースあり
予約が必要だと思い込んでいた私たちは、事前に電話で空きがあるかどうか確認したところ、「うちは予約取ってないですよ〜」とのこと。
1年の中でも最も賑わうであろうお盆休みの真っ只中、到着する頃には既にいっぱいになっているのでは・・・と不安になりながら午前中に到着したところ、まだまだスペースには余裕があり、水場やトイレにも近くて、周辺のグループとの距離も気にならない場所にテントを張ることができました。
その後もお客さんの出入りは多くありましたが、3日間を通して全てのスペースが埋め尽くされることはありませんでした。
チェックイン・チェックアウトの厳格な指定時間はなし
チェックイン・チェックアウト時間が厳格に決まっていると、せっかくキャンプでのんびりしに来たのに、時間に追われて疲れてしまいますよね。
今回私たちは、朝の10時頃に到着し、帰りは10時頃に撤収しました。管理人さんによると、朝の7時頃に到着するような方もいるそうです。
私たちは、今回のキャンプで全く疲労感を感じなかったのですが、マイペースに準備し、マイペースに片付けをすることができたのがその要因の一つではないかと考えています。
とは言え、このように自由度が高い場所だからこそ、ある程度は常識の範囲内で節度を持って行動することが求められると個人的には考えています。
宿泊費は1人あたり1泊1,000円ポッキリ
周辺のキャンプ場と比較すると、破格のお値段です。
実は大滝キャンプ場に来る前日、別のキャンプ場に宿泊していたのですが、こちらはアーリーチェックインのフリーサイトで、2人あたり1泊5800円(1人2900円)もかかりました。
大滝キャンプ場は時間の指定がないため、アーリーチェックイン、レイトチェックアウトの追加料金はありませんでした。
オートキャンプは不可・荷物運搬用の台車の貸出あり
キャンプサイト内への車の乗り入れが出来ないため、車は敷地内の専用駐車場に停める必要があります。駐車料金は無料です!
サイトから多少の距離はありますが、荷物運搬用の一輪車がいくつか用意されていますので、自由に借りることができます。
しかし、サイトが階段状になっており一輪車が入りにくい場所もあるので、荷物が多い方はできるだけ駐車場に近い場所にテントを張るのがオススメです。
事務所や水場、トイレも駐車場の近くに位置しているため、何かと便利ですよ。
ぼっとん便所しかないけど手入れが行き届いていて清潔感を感じる
キャンプ場のトイレって、キャンプ場の規模や管理状況によっては手入れが間に合っておらず、泥まみれで虫だらけで、水洗便所でもかなり強烈な印象を受ける時ありますよね・・・
大滝キャンプ場には「ぼっとん便所しかない」と事前にネットで情報を仕入れていたので、それなりに覚悟をしていたのですが、なんと、「ぼっとん便所」という言葉とは裏腹に、隅々まで手入れが行き届いていて、清潔感すら感じられたことがなかなか衝撃的でした。
虫はいないし、しっかりと換気がされているので臭いもそこまで気にならない。前日に宿泊した、別のキャンプ場の水洗トイレの方がよっぽど汚かったです。
薪は使い放題
事務所前の棚には焚き火用の薪が大量に積まれており、「これ買えるんですか〜?」と聞いたら、「好きなだけ持ってっていいよ〜!」とのこと!
これまで薪使い放題のキャンプ場に出会ったことはなかったので、これまた衝撃を受けました。
薪は太いものから細いものまで豊富に揃っており、よく乾燥されていてとても良質でした。
水は飲み放題
水場で美味しい水が汲めるため、水の持参は不要です!
到着前、管理人さんに施設の詳細について電話で確認をとった時には、「水は持って来なくて大丈夫だからね!」と言われました。
水を入れておけるサーバーや空のペットボトルなどがあると良いです。
350円でよく冷えた缶ビールの購入可能
自然に囲まれて外でビールを飲む時間は至福のひと時ですよね。気がついた時には、事前に用意していたビールはなくなっています(笑)
もうちょっと飲みたい!という気持ちにも答えてくれるのが大滝キャンプ場。キンキンに冷えた缶ビールを用意してくれていますので、管理人さんに声をかけてみて下さいね。
ゴザの貸し出しあり
荷物置き場にしたり、靴を脱いで足を伸ばすスペースを作ったりと、とっても痒いところに手が届くサービスです。必要な方は管理人さんに声をかけて下さいね。
ゴミはキャンプ場近くのゴミステーションで処分できる
キャンプ場内にゴミ捨て場はありませんが、キャンプ場に続く道を下ったところに村のゴミステーションがあるため、そちらに捨てさせてもらえます。
分別も燃えるゴミと資源ゴミ(ビン・缶・ペットボトルなど)といった感じで、シンプルでわかりやすいので助かります。
近くに温泉あり
キャンプ場の中にシャワーはありませんが、近隣に日帰り入浴のできる施設がいくつかあります。特に、車で約10分のところにある「親湯温泉」はとても雰囲気が良くオススメです。
しかし現在はコロナウィルスの影響で日帰り入浴を中止しており、残念ながら利用できませんでしたが、以前登山後に立ち寄ってとても素敵な場所だったので、また訪れたいと思っている温泉です。
▶️詳しい情報は、公式HPにてご確認下さい。
近くに観光名所多数 徒歩でも行ける「大滝遊歩道」は超絶景
大滝キャンプ場から車で行ける範囲には、蓼科の名所「蓼科湖」や「御射鹿池」、横谷渓谷の「乙女滝」など、有名スポットが多数ありますので、観光もばっちり楽しめます。
特に、キャンプ場から徒歩でも行ける「大滝遊歩道」は必見のスポットです。キャンプ場へと続く細い道を下って行くと専用の駐車場もありますので、車でのアクセスももちろん可能です。
遊歩道の目的地は「大滝」。立ち止まらなければ、10分ほどで滝壺まで辿り着くことができます。しかし、この場所の魅力は滝だけではありません!
滝壺へと続く道のりは、美しい苔と巨木の織りなす絶景のオンパレード。10分ほどで歩ける距離にも関わらず、目に止まるものが多過ぎて、その度に立ち止まって写真や動画を撮影しているうちに、あっという間に1時間は過ぎてしまいます。特に、光の差し込む時間帯は木漏れ日が美しく、光と影のコントラストを楽しめます。
私たちは3日間の滞在期間中、この場所に3回も訪れるほど気に入ってしまいました。次回大滝キャンプ場に行った時には、この大滝遊歩道にも必ず足を運ぶと決めています。
星空観察もできるロケーション
キャンプ場は山の中にありますが、木々が鬱蒼と生い茂っているわけではないので、天気が良ければ星空観察もすることができます。
キャンプ用のコットなどを外に出してずっと空を見上げれば、たくさんの流れ星を見ることもできるかもしれませんよ。
そして何より、管理人さんの人柄があまりにも素晴らしい
到着するなり、底抜けに明るい管理人さんご夫妻が出迎えてくれます。そして、冷たい麦茶やコーヒーを振る舞ってくれます。
キャンプ場でこんな素敵なおもてなし受けたことない!まるで、田舎のこじんまりとした夫婦経営のペンションに泊まりに来たような感じです。
事務所を通りかかる度冗談で笑わせてくれ、外出時は「いってらっしゃい」と手を振ってくれ、帰ってきたら「お帰りなさい」で出迎えてくれます。とってもアットホームな雰囲気です。
あまりにも居心地が良いためか、私たち以外にも延泊を申し出ている家族がいました。
聞くと、延泊する人やリピーターがとても多いとのこと。大いにうなづけます。
おまけ:唯一のデメリット
それは、蟻が多いこと!笑 キャンプ場なので仕方がないですが、とにかく蟻が多く、しかもデカイ。ここは諦めて、上手に共存していきましょう。
まとめ
大滝キャンプ場の魅力、いかがだったでしょうか?ここで過ごした時間があまりにも素晴らしかったので、文章を書くのについつい熱がこもってしまいました!
8月半ばに初めて夫婦で訪れ、なんと夫は8月末に友人とも訪れるほどの熱狂ぶりです。
蓼科近辺でキャンプを検討している方は、ぜひ足を運んでみて下さいね。
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