こんにちは!おかっぱちです。
でも、どこもかしこも絶景だらけでプランが全然決められない!
アイスランド行きの航空券をとってみたのはいいものの、行きたい場所が多すぎて、限られた日数の中一体どこから周ったらいいのか見当もつかない。こんな悩みを抱えてはいませんか?
それもそのはず、「アイスランド 絶景」で検索をすると、地球上のものとは思えない美しく壮大な大自然の絶景のオンパレード。興味のある場所を地図にマークしてみると、アイスランド全土に分布しており、少ない日数ではとても周りきれない・・・!
おかげで私たちも、プラン作りには相当苦戦しました。
◎限られた日数しかないこと
◎海外レンタカー慣れしていないこと
以上を踏まえて熟考した結果、この条件でも満足度500%の素晴らしいプランが作れましたので共有させていただきます。
これからアイスランドを旅する方のお役に立てれば嬉しいです。
✔︎初めてアイスランドへ行く
✔︎レイキャヴィークからアクセスの良い場所を車で周りたい
✔︎初めての海外レンタカーの旅でも安心して運転できる場所を周りたい
✔︎限られた日数しかないけどアイスランドらしい風景とたくさん出会いたい
Contents
旅程・概要
1日目:南部1号線沿い
▶️Reykjavík・レイギャヴィーク(*出発地)
▶️Seljalandsfoss・セリャラントスフォス
▶️Gljufrafoss・グリュフラフォス
▶️Eyjafjallajökull・エイヤフィヤトラヨークトル
▶️Skogafoss・スコゥガフォス
▶️Vík・ヴィーク(*宿泊地)
2日目:ゴールデンサークル
▶️Vík・ヴィーク(*出発地)
▶️Gullfoss・グトルフォス
▶️Geysir・ゲイシール
▶️Þingvellir・シンクヴェトリル
▶️Borgarnes・ボルガルネース(*宿泊地)
3日目:スナイフェルスネス半島
▶️Borgarnes・ボルガルネース(*出発地)
▶️Ytritunga・イートゥリトゥンガ
▶️Arnarstapi・アルナルスタピ
▶️Snæfellsjökull・スナイフェルスヨークトル
▶️Londrangar・ロゥンドランガル
▶️Saxholl Crater・サックスホールクレーター
▶️Kirkjufellsfoss・キルキュフェットルフォス
▶️Grundarfjörður・グルンダルフィヨルズズル(*宿泊地)
4日目:レイキャヴィークへ
▶️Grundarfjörður・グルンダルフィヨルズル(*出発地)
▶️Reykjavík・レイキャヴィーク
1日目:南部1号線沿い
Seljalandsfoss・セリャラントスフォス
最大落差65mの大迫力の滝。ただ滝壺から上を見上げるだけでなく、夏期であれば滝の裏側に通る遊歩道を歩くことができて、その迫力を肌で感じることができる魅力的なスポットです。とにかく水しぶきが凄まじい。びしょ濡れになりますが、童心に帰って大はしゃぎできるのでとても楽しめますよ。私たちは4月末にこの場所を訪れましたが、まだ真冬用の極暖ダウンを着るほど寒かったので、びしょ濡れになった後は風邪を引かないようお気をつけ下さいね。
Gljufrafoss・グリュフラフォス
セリャラントスフォスから歩いて10分ほどの距離にあるもう一つの滝。こちらまで足を伸ばす人はあまり多くないようですが、セリャラントスフォスの駐車場に車を置いてそのまま足を運べるのでオススメです。こちらは大きな岩に覆われ、表から全貌を見ることができないからこそ、隠れ家的で神秘的な雰囲気が漂っています。滝壺まで行きたかったのですが、底が深くて水の流れが早く、入り口も狭くて人がいたのでやめましたが、果敢にも岩の隙間から滝壺へと進出する勇者もいました。隣のセリャラントスフォスが派手でインパクト強めなのでこちらの影は薄めですが、隠れた名所としてオススメですよ。
Eyjafjallajökull・エイヤフィヤトラヨークトル
2010年の大噴火により、ヨーロッパ全域の航空運航に重大な影響をもたらしたことで一躍有名になった、難しすぎる名前の火山「エイヤフィヤトラヨークトル」。映画「LIFE!」でもその名が語られています。この火山を真正面から眺められるスポットが1号線沿いにありますので、ぜひ車を停めて立ち寄ってみて下さい。目印は、道の南側に「Eyjafjallajokull」の文字が大きく書かれた建物。こちらはビジターセンターですが、冬季は休業しています。目当ての風景は、道を挟んで北側です。農場と氷河、大噴火の過去が嘘のような、とてもアイスランドらしい牧歌的な風景に出会えます。
Skogafoss・スコゥガフォス
ドラマ「Game of Thrones」や映画のロケ地としても有名な、これまた大迫力の滝です。こちらは滝の裏側には行けませんが近くまで寄ることができますので、その壮大さに圧倒されます。近寄れば近寄るほど、霧雨の大嵐に吹かれているような感覚が味わえます。下から見上げるだけでなく、滝を上から見下ろせる展望台もありますので、1箇所で2度楽しめますよ。
Vík・ヴィーク(*宿泊地)
スコゥガフォスからさらに東へ進むと「ヴィーク」という小さな町がありますので、1日目はこの近辺に宿泊です。スーパーもありますので、自炊派の人もこちらで食料調達が可能です。
2日目:ゴールデンサークル
Gullfoss・グトルフォス
駐車場周辺には大地が広がり、遠くには氷河。ここで深呼吸しているだけでも幸せになれるロケーションです。グトルフォスに近づくには、整備された道をほんの少しだけ歩きます。1日目に訪れたセリャラントスフォス・グリュフラフォス・スコゥガフォスとはまた全く個性の異なる見事な水爆で、遠くにいても水しぶきが飛んできます。とにかく轟音が凄まじく、圧巻の迫力を味わえます。
Geysir・ゲイシール
グトルフォスのすぐ近くに位置する間欠泉。こちらは、絶景というよりも、アトラクションに近いような感じです。皆の視線が1箇所に集まり、爆発の瞬間を今か今かと待っている。上がる歓声、水が降ってきて逃げ回る人たち、それを見ながら笑う人たち・・・とにかく観客の一体感がある場所です。大自然の中でこんな感覚を味わえる場所ってなかなかないような気がします。メインの間欠泉以外にも「リトリゲイシール」というミニ間欠泉がとても可愛いです。
Þingvellir・シンクヴェトリル
ゲイシールから車で約1時間。対向車とのすれ違いができない細い道を抜けた先に、国立公園の駐車場があります。駐車場から公園に入ってすぐ、大きな岩が壁のように連なる圧巻の風景を見ることができます。それを見てまず思ったのが、「トロールのお城みたい」。ファンタジーの世界に迷い込んだような感覚です。散策ルートも充実していますので、時間の許す限り大自然の中に身を置いて素敵な時間をお過ごし下さい。
Borgarnes・ボルガルネース(*宿泊地)
2日目の宿泊先はボルガルネース。シンクヴェトリル国立公園からは1時間ほどですので近いとは言えない距離ですが、スナイフェルスネス半島の入り口にあたる町ですので、翌日朝から楽しめるよう夕方に頑張って移動しておきます。もちろんスーパーもありますので、食料調達可能です。ちなみに、シンクヴェトリルからボルガルネース方面へと向かう道は超絶景です。途中、男性が1人大地に座り込んで景色を眺めている場面に遭遇しましたが、そうしたくなるのもうなづけます。時間が許せばお気に入りの場所で途中下車しながら、のんびりと目的地を目指していくのも楽しいですよ。
3日目:スナイフェルスネス半島
名もなき絶景ポイントをいくつも通り過ぎながら、目的地を目指していきます。半島を1周していきますが、南周りでご紹介します。
Ytritunga・イートゥリトゥンガ
ボルガルネースから車で1時間。今回の旅で初めて立ち寄るビーチです。運が良ければ、ここでは野生のアザラシが見られるかも?!しかし、6〜7月が狙い目らしく、私たちが訪れたのは5月初旬でしたので全く期待はしていませんでした。駐車場から近いエリアには生き物の気配なく海の風景だけ楽しんでいましたが、しばらく歩いていると遠くの方に生き物らしき塊が・・・なんと、出会えました!アザラシの群れに。あまりにも興奮したので急いで近寄っていくと、危険を察知したのか多くのアザラシは海に入ってしまいました。しかし一匹だけ微動だにせずこちらを見つめているアザラシがいたので、かなり近くまで寄ってカメラ目線の写真をゲットすることができました。運が良ければこんなサービス精神旺盛なアザラシに出会えるかもしれませんよ。
Arnarstapi・アルナルスタピ
イートゥリトゥンガから約1時間、三角の山が印象的な小さな村が現れます。今回私たちは時間の都合上散策はしませんでしたが、海沿いへと道が続いており、隣の村Hellnarまでのウォーキングコースがあるよう。カフェで食事もできますので、お昼休憩兼ねて立ち寄るのがオススメです。
Snæfellsjökull・スナイフェルスヨークトル
スナイフェルスネス半島の中心に位置する氷河です。雲に隠れていなければ、半島のありとあらゆる場所でその姿を拝めますので、様々な角度から楽しむことができます。また、天気が良く空気の澄んでいるときは、レイキャヴィークからもその姿を眺めることができます。分厚い真っ白な雪をかぶった氷河の美しさは圧巻で、どこにいても目が離せなくなってしまうほどの引力を持っています。
Londrangar・ロゥンドランガル
道沿いを走っていると、怪物のような形をした印象的な巨岩が2つ目に止まります。岩に向かう散策ルートが整備されており、近づけば近づくほどその大きさに圧倒されます。ドラゴンのようなゴジラのような・・・後からGoogle Mapsを見てわかったことですが、日本語で「怪物海岸」という名称が付いているようです。岩の下は断崖絶壁。濃紺のアイスランドの海に吸い込まれそうです。そして、カモメの多いこと!カモメの巣窟でした。以前、ヘルシンキの港で出会ったカモメは、太っていてちょっと間抜けでしたが、ここのカモメは厳しい環境の中生き抜いている分、たくましさを感じました。
Saxholl Crater・サックスホールクレーター
中央にクレーターのある小高い丘の上まで階段で登ることができます。頂上からは、スナイフェルスヨークトル国立公園のだだっ広い景色を一望できます。見渡す限り何もない。絶景以外、本当に何もない。この何もなさに冒険心を掻き立てられます。
Kirkjufellfoss・キルキュフェットルフォス
アイスランドの象徴とも言える風景。「アイスランド 絶景」で画像検索すると、高確率でこちらの写真が出てくると思います。この場所も、ドラマ「Game of Thrones」や映画「LIFE!」に登場しますので、見覚えのある方も多いはず。見る側によって、三角錐や台形へと形を変えるキルキュフェトル山。目の前に位置するキルキュフェトルフォス(滝)と合わせて、絶好の撮影スポットとなっております。おすすめは早朝。天気が良ければ、朝日に照らされて輝く山と滝の風景を独り占めできるかもしれませんよ。
Grundarfjörður・グルンダルフィヨルズル(*宿泊地)
キルキュフェットルフォスから東へ車を走らせると、ほどなくして(何分)こちらの村にたどり着きます。付近で宿泊施設をとると、日の出の時間帯にキルキュフェトルへも足を運びやすく、おすすめのロケーションです。食料調達もできますが、隣のスティッキスホールムルまで行くと大型ディスカウントスーパーの「BONUS」がありますので、時間が許せばそちらまで行くのも良いと思います。ちなみに、スティッキスホールムルも映画「LIFE!」のロケ地になっているようですが、私たちは具体的な場所は見つけられませんでした。
4日目:レイキャヴィークへ
グルンダルフィヨルズルから東へ車を走らせ、その後レイキャヴィークへと南下するのもあり。3日目の天気が悪くて悔いが残る場合や、時間に余裕があれば時計回りで北側から昨日来た道を逆走するのもおススメです。天気が少し違うだけで、同じ風景でも表情が大きく変化するので二度楽しめますよ。もちろん、早めにレイキャヴィークへ戻ってショッピングなどを楽しむのもオススメです。
まとめ
アイスランドの旅のプラン、いかがだったでしょうか?
少ない日数でも、レイキャヴィークを拠点としてアイスランドらしい絶景の数々に出会うことができます。特に、レイキャヴィーク近郊には、有名な絶景スポットが集中していますので、初めてでもかなり満足度の高い旅ができること間違いなしです!
次にアイスランドへ行くときは、アイスランドの北側や東側にも足を延ばしてみたいと思っています。また素敵な旅のプランができましたら、ご紹介させていただきます。
以上の情報が皆さまの旅の参考になれば嬉しく思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント